vol.17🚶♂️太陽が似合うヨーロッパの田舎街
(お気に入りの彼女の写真)
こんにちは!おかげさまで全体のPVが300を超えました‼️🎉
皆さんいつも、旅日記ブログを読んでいただきありがとうございます!まだまだスペイン巡礼に役立つ情報や、スペイン編が終わり次第次はタイ、プーケットで半年間の留学をしているのでその事についてもシェアさせて頂こうと思っています❗️もしも留学や、スペイン巡礼、タイについてでも、個人的に質問したいこと等有れば遠慮なくどうぞ!
さて今回は前回話した通り、カリオン・デ・ロスコンデスという街までをシェアさせて頂きます。いや相変わらず名前が長い…💦笑
朝の早いうちに町を出て、今日もいつもメセタ風景です。私たちがメセタに入って既に4日、次の大きな町、レオンまで残り40数キロ、歩いて2日分くらいでしょうか。メセタは日差しを遮るものがなく、普段よりも体力の減りが早いのと休憩所となる町の数が少ないため慎重に普通は1日25㎞〜27㎞ほど歩くところを20㎞ずつくらいに分けて歩いています。
欧米の人など、早い人はこのメセタの期間200㎞程を5日〜6日で歩きますが、私たちは焦らず自分たちのペースを守ることにします。
巡礼において焦りが命取りになることは、もうここまでで十分に思い知っていたので💦
私たちが高い所にいるせいか、雲が地面すれすれに広がっています。
稲穂が風に揺られてカサカサとたてる音に耳をすませて歩きます。今日はやけに静かです。
写真を見て貰えば分かると思いますが、咲いている花々の色も変わってきました。前は赤や黄色が多かったのが紫色が目立つようになってきました。気温等が関係しているんでしょうか?
横には運河が流れており、歩いていると時折船の停泊所の様なものを見かけます。
ひたすらに流れる川は次の街まで続いているようでした。彼女と2人でカントリーロードを大声で歌っては途中で歌詞が分からなくなり振り出しに戻ります笑
人が少ないというのもたまには良いです。ただ油断していると…後ろに人がいることに気づかず、笑われて恥ずかしくなった私たちみたいになるので気をつけてください。
途中こんなオブジェを見つけると、突然彼女が(ウィンガーディアンレビオーサ!)一体何をやってるんでしょう💦
そんなこんなしていると、カスティーリョ運河につきました。先程までの川はここにつながっていたんですね。前世紀、ここフロミスタ周辺はスペインにとって小麦の栽培で重要な役割を担っていた場所でした。
この運河もその小麦栽培に使用されていたのでしょうか、大規模で迫力のあるものでした。
前の街から15㎞ほど歩いてフロミスタの街につきました。
フロミスタの街は今まで通ってきた小さな町や村よりも発展していて、バスが通っていたりカフェや日用品店も充実していました。
街について誰かに声をかけられ、私たちはあっと驚きました!巡礼の序盤で出会い、ブルゴス でも再会を果たしたお母さん的存在、カロリーナです❗️ブルゴスであった時に私の巡礼はここで終わりで、後2日で帰るのと言っていたのでびっくりしました。
実はカロリーナもう少し行けそうだったので、フロミスタまで来てこの街からバスで帰ることにしたそうです。元気なおばちゃん!^_^
カロリーナは本当に優しくて、いつも私たちを気にかけてくれるお母さんの様な存在だったので少し寂しく思い、少しの間巡礼での出来事を話し思い出に浸り最後まで見送ることにします。
バスの時間が近づきお別れの時間です。
最後まで、(またバスに乗れずに会うことになるかもね笑)なんて冗談を言って笑いながらもバス停に向かう大きな後ろ姿を見送るのが本当に寂しかったです。元気でねカロリーナ!!
町に入った私たちはカフェでお昼にします。
あまりお腹が空いてなかったので、カフェコンレチェとパタタスフリータス(フライドポテト)で済ませます。
そして、途中通ったお店でまたブライアン夫妻に遭遇しました!笑さみしさに包まれて少しシュンとしていた所だったので一気に元気になります笑笑
ブライアンは相変わらずクリスティンに尻にしかれていて、クリスティンがあれこれと買い物カゴに入れる大量の食べ物を軽やかに、支払いをすませ全部自分のリュックに詰め込みます。
健気で優しいブライアン…君は良い人だ…笑笑
ブライアンに元気をもらい、昼休憩を終えてフロミスタを出てからはノンストップで2時間ほど歩き続けます。今朝の出発から丁度20キロ地点に差し掛かろうとした時、カリオンデロスコンデスの街の看板が見えました。
とうとう到着しました。
アルベルゲは修道院学校だった所を改装しアルベルゲにしてある所を選びました。
シスターたちが数人いて、シエスタもあり静かさに包まれた修道院の面影が残る建物内は少し寂しく、怖くもありました。追い討ちをかける様にアルベルゲの受付に警察がいてなにかを話していました、彼女と顔を見合わせると彼女からは不安な気持ちが溢れていましたが、ほかにアルベルゲを見つけきらず、選択肢がなかったのでここに決めました。
気を取り直して街に出ます。
今日は一段といい天気です。
彼女の笑顔がすごく映えます。
巡礼中の彼女の写真で1番好きな1枚です
その後は、毎度毎度で入った後雰囲気に圧倒されることを知りながら地元の教会に入ります。
またもやミサの真っ最中でした。何故か私たちが教会に入るときはいつもミサをしています。
ただ今回の教会は、特に雰囲気がすごくて私たち以外の人はみんな敬虔なキリスト教徒のようでした。またもや雰囲気にやられて早足で夜ご飯を食べに向かいます。
ディナーは地元の人々が集まるお店で巡礼者メニューという巡礼者だけが食べれるお値段もお得で量もある物を食べます。
彼女はハンバーガー、自分はマカロニのカルボナーラを頂きました。すごくチーズが濃厚で美味しいです。デザートはライスプディングを頼みました。実は私にとって初めてのライスプディング、プリンの様な物を想像していましたが、味はどこか日本のおはぎを思い出させる様な甘さと食感で、そこにクリーミーなカスタードを足した感じです。上にシナモンをかけて食べるとまた違った風味で美味しいです。
彼女は苦手だったので好みは分かれると思いますが、甘党は試してみてもいいかと思います。
帰り道急に雨が降ってきたので、急いでアルベルゲに帰ると私のベッドの上が散らかりまくっています。
泥棒でもきたのかと思うと、上に置かれているのは全部彼女のモノ…おいっ❗️とツッコミを入れても笑顔しか返ってきません笑笑…おいっ!
アルベルゲに帰ってもまだ少し時間があったので、中庭に出るとそこにはバスケットゴールがあり、他の巡礼者が遊んでいました。
彼らは見た感じ同い年くらいに見えたので、勇気を出して声をかけ、混ぜてもらいました。
2人はイタリアから来たマテオとリトアニアから来たヴァイラという男女です。
歳は私たちより少し上でしたが、同年代だったのですぐに仲良くなりました。途中マリアというアメリカから来た身長190くらいあるんじゃないかという女性も混ざり5人でバレーボールをして遊びました。
時間も忘れ、1時間ほどが経っていました。
既に私たちはヘトヘトだったのでその日はみんなにバイバイを言って、部屋に戻りシャワーを浴びてすぐに寝ました。
今日も寂しい別れがあり、その分嬉しい出会いもある充実した1日でした。
次回はここ、カリオンデロスコンデスからモラティノスという小さな小さな村まで歩きます。
次回も沢山の出会いがあるので楽しみにしていてください‼️
今日は少し長くなりましたが、ここまで読んでいただき、ありがとうございました‼️
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おまけは、途中で見つけた不思議なフラワーアートです。スペインは本当にいろいろな所に優しさと遊び心が溢れていて、人々もとてもフレンドリーです。
自信を持ってお勧めできる国なので、ぜひいつか行ってみてください^_^