旅日記🌎徒歩で800㎞⁉️〜スペイン巡礼、魂の旅〜

このブログでは大学生カップル2人が、スペインを約45日かけて800㎞を横断していく様子を書いたものです。なるべく細かく話していくので写真と記事を見ながら私たちの旅を見守って頂けませんか!?😊

vol.20🚶‍♂️美食と歴史の町レオン🌇


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今日は朝起きると、ふかふかのベッドで目覚め慌ただしい巡礼者の朝の支度に急かされることなく、眼下に美しい青空が広がっていました。

 

こんなにゆっくりとちゃんと寝られたのは久しぶりです、時刻はもう9時半頃、普段ならとっくのとうに街を出て歩いている時間なので、少し違和感を感じつつも何か得した気分でした。

彼女の方も少し前に起きていたそうで幸せそうに穏やかな朝を感じているようでした。

ゆっくりゆっくりと朝の支度をして、観光に行く準備をします。30分ほどかけ町に出ると今日も快晴です。

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やはり、1日経って改めて街を見ると今まで通ってきた小さな町や村とは比べ物にならないほど発展しています。

小さな村も好きですが、久々の街の喧騒も一度距離を開けて見てみると悪くないですね!
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朝ごはんは何やら地元の人たちで人だかりができていたカフェに入ります。

いつものカフェコンレチェを頼むと、何故かパンを選んでと言われパンも付いてきました。そう言えば昨日私たちを助けてくれたベルもこのレオンの街では何か飲み物を頼むと無料でおつまみか軽食がついてくると言っていました。
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平日の朝なのですが人でいっぱいでした。

スペインの朝はどこかゆったりとしていて、まるで日本の日曜日のお昼時のような感じがします。羨ましい…カフェを出てアルベルゲ探しをします。ホテルは一泊の予約だったので今夜はアルベルゲ生活に戻ります…💦

日中だったので易々とアルベルゲを見つけ、荷物を置いて再び観光しようと町に繰り出します。その時、巡礼の序盤から知り合いだったマナウェラに会いました、マヌウェラはちょうどレオンに到着したようでまたもや久しぶりの再会を喜びお互いを称え合いました。

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マヌウェラは既にアルベルゲを決めていたようだったのでバイバイを言って私たちは今日の観光の1番目の目的地カサ・ボディネスに向かいます。
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ベンチで何やら設計図を書いているガウディの険しい眼光の先には…
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ありました‼️カサ・ボディネス!ガウディが比較的若かりし頃のモノでガウディ建築の中でも初期の作品であるカサ・ボディネス、実は工事期間は1892年から始まりわずか10ヶ月程で完成したそうです。

しかしこの具体的な建築期間が判明したのは1950年で、それまでは工事の際のガウディが書いた設計図や工事に関する資料が見つかっていませんでした。

 実はこれはガウディ本人が設計図や資料をカサボティネスの正面玄関にある彫刻、守護聖サンジョルディの乗っているドラゴンの口の中に隠したからでした。1950年に損傷を修繕するために外した彫刻の中から偶然これらの資料が見つけ出されました。何だその遊び心笑笑💦

またこの建物は現在のミュージアムになるまで様々な用途で使われてきました、ある時は貴族のアパート、ある時は銀行として、今はミュージアムとして当時の雰囲気を残したまま保存してあります。

次は、レオン大聖堂のある旧市街の方まで向かいます。広場まで来るとまたもや懐かしい顔が‼️巡礼路の上で謎にiPhoneのカメラ機能の説明をみっちりとしてくれて、仲良くなったジュリーです。

ジュリーは新しい友達を連れていて、トニーというイタリア人の男の人と、クリスティンという女性も紹介されて仲良くなりました。
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謎に見ざる言わざる聞かざるのポーズで写真を撮ったり、広場で談笑すること1時間以上。

ジュリーのお話好きは止まりません笑笑

世間知らずで知らなかったんですが、見ざる言わざる聞かざるって海外にもあるんですね!?

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目の前には美しい大聖堂が、、残念ながら修復中で中央の部分は見ることができませんが外からでも十分に迫力があります。

内部の見学は明日に取っておいてあるので今日はこのまま夜ご飯にしようと思います。ジュリーたちは今から大聖堂に行くそうなのでまたね、と手を振りました。
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夜ご飯はいつもより少しオシャレな雰囲気のレストランで白ぶどうジュースをワインの一歩手前まで発酵させたモストと軽いピンチョスを頂きました。まだまだ食べ足りなかったのでその後もバル街を歩きタパスやピンチョスをつまみながら歩きます。
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甘いものも食べたい!と私のもう一つの胃袋が叫び出したその時、ナイスタイミングでチュロスコンチョコラテのお店を見つけます。
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チュロスを熱々のホットチョコレートに付けて頂きます。サクッサクで香ばしいチュロスと甘さ控えめなトロトロのチョコレート…めっちゃ美味しい😭甘いもの好きにはたまりません‼️

観光1日目の今日の締めくくりは、お腹は満たされたという事で、次は目を癒しましょう。

Conde Lunaホテルの最上階フロアにあるレストランNimu Barで夕日に染まるレオンの街並みを眺めながらタパスを頂きます。

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日の光が沈んでいき今まさに、夜が訪れようとしている街並みはどこか寂しいようで幻想的で素敵でした。どこか私たち日本人特有の感覚である侘び寂びに似たものを感じました😊
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ここのバルも飲み物を頼むと、タパスが無料で付いてきます!なんて良いシステムなんだ😭誰か早く日本にも導入してくださいっ笑ふわふわのパンに、チーズとトマトを会えた一品料理、美しい景色を眺めながらたべる上品な料理はセレブにでもなったような気持ちになりました。

お酒は飲んでませんが、モストでほろ酔い気分の私たちはアルベルゲに帰る前に食後の散歩も兼ねもう一度広場を訪れてみます。
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日が出ている間とはまた少し違う雰囲気。

今度はより一層重々しさが増し、神聖な雰囲気が漂っていました。

日も完全に落ち、夜の暗闇のお陰で街の光がより一層強さを増して見えます。人々はまだまだバル街で1日の終わりを楽しんでいるなか、私たちは満腹感と満足感の中眠りにつきます。
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というわけでレオンでの観光1日目が終了しました!次回はいよいよレオン大聖堂の内部に入っていきます。

大聖堂で光り輝くステンドグラスの美しさに圧倒され、外に出た私たちの前には…ある信じられない光景が広がっていました……

 

どうぞ次回もお楽しみに❗️それでは、、、、

皆さんブエンカミーノっ👋

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