旅日記🌎徒歩で800㎞⁉️〜スペイン巡礼、魂の旅〜

このブログでは大学生カップル2人が、スペインを約45日かけて800㎞を横断していく様子を書いたものです。なるべく細かく話していくので写真と記事を見ながら私たちの旅を見守って頂けませんか!?😊

vol.21🚶‍♂️光の大聖堂とローマの騎士達。

f:id:tabinikkiblog:20191111024046j:image

こんにちわ!プーケットはハイシーズンになりどこへ行っても人だかりです💦

友達と遊ばない日は外に出るのが億劫になる程なので、ブログを書いてます笑

 

今日は大都市レオンでの休息日3日目、最後の日の観光の様子をシェアしていきます。f:id:tabinikkiblog:20191110193924j:image

まずは昨日のアルベルゲで、一緒だった韓国のキムさん達とパシャリ!2人とも笑顔で写ってくれてますが、実は前の村から2人のバックパックをアルベルゲに送り、1日経つのにまだ届かないというハプニングの真っ只中でした。

この聖地巡礼、多くのアルベルゲでは次の街までのバックパックの配送サービスがあります。

天使の羽が目印の車が巡礼者達のバッグを運んでくれるのです。

昔の巡礼者が知ったらたまげそうですね💦

ですので、体力に自信のない人や無理をして歩き疲れた人にとっては本当に天使のような存在です。私たちはそれにお金を払うなら食べ物に払うと言って使いませんでしたが笑f:id:tabinikkiblog:20191110193920j:image

朝ごはんは大都市と言うことでいつものジャンキーをパワーアップさせMacを食べます❗️

前の村からこの街にMacがあることは調査済みです!味は日本と大差ありませんが値段が少し高い割に、意外と日本の物よりも小さめでした、軽く腹ごしらえを済ませた後は、大聖堂に入るためにまた旧市街に戻ります。

何やら広場の方がざわついていたので行ってみると、マーケットが開かれていました。
f:id:tabinikkiblog:20191110193930j:imagef:id:tabinikkiblog:20191110195159j:image

野菜や果物、衣服まで沢山の品が売られています。特に何も買いませんでしたが、ヨーロッパの風景をせわしなく行き交う人々の賑やかさは何だか見ていて楽しい気分になりますね^_^

さて、いよいよ大聖堂内部に入ります‼️
f:id:tabinikkiblog:20191110195154j:image

中に入ると内部は意外と小さめで、すぐに礼拝堂につきました。

ただ、このレオン大聖堂はなんと言ってもこのステンドグラスが見所で、今までも何度かステンドグラスは見てきましたが、ここまで四方八方に施されているモノは初めて見ました。

f:id:tabinikkiblog:20191110195407j:image

彩も鮮やかなステンドグラスが日光を通して聖堂にカラフルな光を差し込みます。
f:id:tabinikkiblog:20191110195404j:image

模様も一つ一つが細かくて一面を眺めるだけでも大満足です。
f:id:tabinikkiblog:20191110195411j:image

f:id:tabinikkiblog:20191111024132j:image

しばらくいるとお昼時が近づき、日が上がってきました。差し込む光も眩さを増します。なんとも幻想的な雰囲気で、まるで神話かおとぎばなしの世界に入り込んでいる気分になります。
f:id:tabinikkiblog:20191110192133j:image

こちらは大聖堂の花形、バラ窓です。

残念ながらもう一つの大きな方は修復中で見ることができませんでしたが、小さな物でこの美しさなので、いつか再チャレンジして見に行きたいものです。

教会に1時間半ほど滞在してゆっくりと内部を堪能しました。(他の場所については殆どが司教や関係者のお墓だったので写真を撮るのはやめておきました💦)そろそろ外に出ようと出口に向かうと先ほどよりも大勢の人達が教会前広場に集まっています。あ、あれ?なんだ、どうやらローマ時代に迷い込んだだけのようです。

f:id:tabinikkiblog:20191110200416j:image

いやええ!?焦りました笑

先程まで観光客しかいなかった広場が甲冑を纏った西洋の騎士で溢れかえっています。
f:id:tabinikkiblog:20191110200422j:imagef:id:tabinikkiblog:20191111024209j:image

しばらく見ていると何やらショーのようなものが始まり、隊長の合図に合わせて規律正しく騎士達が動きます。すごく良く練習してるんだろうなーと思いました。構えや行進が続き一つの部隊が終わると違う服装の部隊が出てまた同じことをします。どうやら時代でチームが分かれているようでした。それにしても装備がリアルすぎてびっくりします笑、それに隊長の気合いの入り方も本気そのもので少しでも動きが遅れた人がいると棍棒でその人の盾を小突きます💦
f:id:tabinikkiblog:20191110200419j:imagef:id:tabinikkiblog:20191111024258j:image

鉄の甲冑の他にも、革や布製の装備をまとった頼りない騎士達もいました。

昔は鉄なども豊富になかったので、動物の皮や毛で覆ったものを纏っていたようです。

広場を離れた後は、1度今夜の宿を探しにアルベルゲへと向かいます。今夜のアルベルゲは久しぶりに大規模な物でベッドも何と120台ありました。そしてこれまでと違ったのはこのアルベルゲはより宗教的で婚約していない男女は部屋を分けて寝る必要があったことです。

ただ、偶然そこに日本人のスタッフさんが働いていて私たちを夫婦だと思ったのか同じ部屋に案内してくれました!ありがたいです^_^!

f:id:tabinikkiblog:20191110201140j:image

軽くお昼ご飯を食べます。持っていたリンゴとオレンジを切り、バケットにジャムを塗って頂きます。素朴ですが美味しい✨

ただ、今日朝から歩きっぱなしの私たちにはこんな軽い物じゃ全然足りません!と言う事で食べ物を探しに街へ行きます。…広場に出ると誰かにうしろから声をかけられました。振り返るとそこには…

カストロハリスであったベリーナがいました‼️

私たちは大喜びです、ベリーナもちょうどお昼ご飯を食べるところだったらしく一緒に食べることになりました。
f:id:tabinikkiblog:20191110201137j:image

3人で、ピザを2つにパタタスフリータスを頼みます。飲み物はベリーナはワイン私たちお酒の飲めないお子ちゃまは、またモストです!f:id:tabinikkiblog:20191110201149j:image

このピザ人生で1番美味しかった😭❗️

モッツァレラチーズのボリュームがすごくて、分厚くて最高ですっ!

名前を覚えていないのが悔しいですが、レオン大聖堂前広場の大きな樽が並ぶカフェです。 

さらにベリーナ姉さんが夕食代をご馳走してくれました。やっぱりこーゆー大人って素敵です…自分もこんな人になろうと思いました…

夕食後は3人でデザートのアイスを買いに行き、教会の前でひたすら喋ります。

会話のほとんどの内容は彼女のかかった膀胱炎でしたが💦笑それでもベリーナはすごく心配してくれて、色々な情報を教えてくれました。

膀胱炎は、定住せずに毎日違う環境で寝泊りする巡礼者のかかりやすい病気の一つです。

ストレスや、トイレの不衛生などからもかかる病気で甘く見れません。主な治療法は、もちろんお医者さんに行く事が何より大切ですが薬局で薬をもらうこともできます。

自分でできることとしては

・とにかく水を沢山飲むこと!(できれば1日4リットル程!)

・暖かいお湯を飲むこと

・トイレを我慢しないことです  

 

ベリーナ先輩から沢山のことを学び、日も暮れてきたのでアルベルゲに帰ることにします。

日が沈み始め、お昼時の賑やかさと夜御飯時の喧騒の間にある一瞬の静けさが訪れます。
f:id:tabinikkiblog:20191110201143j:image

今日で休息日もおしまいです。

これからはサンティアゴまでノンストップで歩く予定なので少し早めにベッドに着き朝を待つことにしました。

f:id:tabinikkiblog:20191111024401j:image

次回からはまた巡礼を再開し、ここ大都市レオンからオスピタル・デ・オルビゴという小さな街まで歩いていく様子をシェアします。

 

今日もご愛読頂きありがとうございました😊これからも早め早めに投稿していくので、気に入って頂けたら是非読者登録をお願いします^_^

それでは皆さん、ブエンカミーノ👋

 

Copyright ©tabinikkiblog All rights reserved.