vol.16🚶♂️一生物の一瞬を楽しむ❗️カミーノサンティアゴの旅!
こんにちは!私は現在マレーシアのペナン島にタイの就学ビザを取りに来ているところです。
エージェントを通して留学に来ていたはずなのに、エージェントからのサポートは全く無く、
タイの学校がエージェントに、私に伝えておいてくれと言った情報も私のほうに回らず…
危うくタイで不法滞在者になるところでした笑
皆さんも留学する際はレビューを見る等エージェント選びは必ず慎重にしたほうがいいです‼️
さて今日は前回の続きのカストロハリスを出てからのお話ですね!
今日は朝起きると私たち以外、誰もいませんでした💦笑
それもそのはずもう8時を過ぎています。みんなは朝のうちにさっさと出て行ってしまいました。寝室を8時までに空かないといけない約束だったので彼女とすぐに荷物だけ外に出して支度をします。急ぎ足でアルベルゲを後にし街を出ようとしたその時、「ワンッ❗️」、、後ろを振り返るとそこには昨日の全力爆速ワンチャンが居ました。
私たちの方に駆け寄って来ては、頭をこすりつけてきます。可愛すぎるぅ…バイバイしに来てくれたのかな?ありがとよ😭元気でね〜!
と思ったのも束の間…次に持ってきたのはボールでした笑笑
遊びたかっただけかーい💦とセルフツッコミを入れてワンチャンに別れを告げスロースターターな私たちもとうとう歩き出します。
街を出ると少し離れた前の方に、巡礼者の姿がちらほら見えます。良かった、みんなそんなに遠くに行ってなかったのか、、
30分ほど歩くと昨日遠くから見えていた山が目の前にあり、モホンの黄色い矢印も山の方を指しています。行くしかない…
急勾配の山道をひたすら登りまくること、30ほどでしょうか、やっと頂上につきました。
もうカストロハリスの街があんなに小さく見えます。登り切った記念に写真をとり少し休憩します。
頂上にはドナティーボ、寄付制でドリンクや食べ物を売っているおじさんがいました。
喉が乾いていたのでめちゃくちゃありがたく、おじさんに感謝を込めて定価よりも少し多く出してコーラを買います。
コーラは本当に最強です❗️すぐ体力160%ほど回復しました。しばらくベンチで景色を眺めながら2人で座っていると、ゼェゼェ言いながら昨日あったベリーナが登ってきました笑
「なんて坂だぁっ!」小峠かと思うくらいの勢いでベリーナが言います笑
2人で少し笑ってしまいました💦
十字架のモニュメントのようなものもあり写真をとります。最初は気づかなかったんですが、この十字架はここで亡くなった巡礼者のお墓だったということに気づき申し訳なくなりました。巡礼者の中には高齢のお爺さんおばあさんもいます。私たちも、身体が動かなくなる前にやりたかったんだと言って一生懸命に歩く高齢の方に何度も会ってきました。
ただ時としてそれが仇になってしまいます、こう言った急勾配の山道を無理して登り頂上で力尽きてしまう高齢の方の死亡事故が巡礼路では最も多いそうです。無理はせず、自分のペースで歩くことの大切さに改めて気づかされます。
気がさらに引き締まり、私たちは動き出しました。今度は急勾配の斜面を下り続けて次はいつもの平坦なメセタを歩き続けます。
日に日に少しずつ、高度が上がってきており少し酸素が薄くなったような気もしました。
ただ、そのおかげで空気は澄んでいて、あまり見かけなかったような草花たちを多く見かけるようになります。そして空も近く感じられるのは嬉しかったです。
出発から3時間半ほどようやく一つ目の街にたどり着きます。メセタは一つ一つの町が離れているので、しっかりと休息を取る必要があります。イテロデルカスティーリョという町の入り口に、大勢の巡礼者が出入りする建物を見つけたので、私たちも入ってみることにします。
中にはイタリアのお姉さんがいて、その方によると、ここは昔巡礼者の為の救護所だった場所で、今も宿として無料で泊めたり訪れる人にコーヒーや食べ物を振る舞い休憩所として使わせてくれているそうです。
私たちも先に案内されコーヒーとレモンとマッシュポテトの料理を頂きました。
この時のコーヒーの美味しいこと❗️指3本くらいの小さなグラスに注がれたコーヒーはそれいっぱいで十分なほどに香り深くて、満足感のあるものでした。美味しすぎてイタリアのお姉さんに聞くと、何と世界一のコーヒーと名高いあのラベッツァコーヒーでした‼️きっとコーヒー好きな人は凄さがわかると思います。
まあ自分はその時初耳でしたけど笑笑とにかく美味しかった、ブラックが苦手な私でも飲めて人生で1番美味しいコーヒーでした。
十分に休憩できたので先を急ぎます!
途中きれいな森を抜け
偶然通りかかった羊小屋を覗かせてもらい。
お昼休憩は途中の街で見つけたカフェに入りました。
すると中にはエステーリャで夜ご飯を一緒に食べたマルコ&マリーナ夫妻がいました。
そして、今日歩いてくる途中にあったジュリーとも再開してご飯を一緒に食べました。
ジュリーは途中の道でばったりあって、なぜか私たちに30分ほどiPhoneのカメラの機能の話を語ってくれた、NASAで美容院を営んでいるおばさんです笑笑、情報量がおおいっ❗️笑
ジュリーは本当に陽気な人ですごく楽しいんですが、陽気すぎてたまに元気を吸い取られます笑、ちなみにジュリーとは最後まで遊んだりするような仲になります。
お昼休憩の後、またメセタの風景に戻りスタスタ歩いていきます。
パノラマでとると分かりますが、このようにただただ平で本当に何もない草原が何十キロも続いているんです💦
こうして振り返るとすごい綺麗ですが歩いてる時は暑さとしんどさでそれどころではありませんでした。
この大草原をさらに歩くこと2時間、(本当に草しかないので写真も撮ってません笑笑)とうとう今日のアルベルゲに着きました‼️
ブライアンがあんなに一生懸命ツンデレ炸裂させながらお勧めしてくれたプール付きアルベルゲ!さてプールはどんなもんかと拝みに行きます‼️
ありましたプール❗️…でも実はこのプール、プールと呼ぶには小さすぎるくらいの大きさでしかも中には枯葉がいっぱい、床も少しぬるぬるしてそうでとても泳げるようなプールではありませんでした…
でもプールはプールです!ありがとうブライアン笑せっかくなので足だけでも使ってみます。
良い感じでプールがキンッキンに冷えてたので良いアイシングになります笑笑
プールから出た後本当に足の疲れが少し取れた気がしました。やっぱ冷やすって効くんですね
ありがとうブライアン!笑笑
と思っていると、ベストタイミングで後ろからドラえも…ブライアンとクリスティーナが近づいてきました!
やっぱり嬉しさが隠せてません笑
ずっと笑ってます。思っ切り年上ですが本当に可愛く見えてきます。
食事はアルベルゲでイタリアン料理を頂きました。ポテトの冷製スープと鳥のステーキです。
食にはうるさい彼女は微妙そうでしたが、自分的には本当に美味しかったです!笑
ちなみに丁度自分の頭の上にいる2人があの、ブライアンとクリスティーナ夫妻です。
僕がブライアンをドラえもんと呼ぶ意味が少しは伝わるでしょうか?笑
そんなこんなで今日もブライアン夫妻やジュリー、マルコ&マリーナいろんな人達と喋りました。本当にここ最近の出会いは特別なもので大好きな人たちばかりです。ずっとこの人たちと旅を共にしたいとも思うけど、こうやって偶然が重なって築けた関係です。
やっぱり一期一会って良いなって思います。
次にいつ会えるか分からない、もしかしたら今日が最後かも知れないからこそ一瞬一瞬を大切に思えるし、楽しめます。カミーノの一期一会の出会いは期間こそ短くても効力は一生ものだと思ってます。
こうして今日も楽しく、充実した1日が終わりました。次回はフロミスタを通り、カリオン・デ・ロス・コンデスという街まで歩きます。フロミスタでは久しぶりの出会いと、1人の友人の旅立ちがあるので楽しみにしててください!
おまけは彼女なりのホラー映画に出てくるお化けです笑
それではまた、ブエンカミーノ👋❗️