旅日記🌎徒歩で800㎞⁉️〜スペイン巡礼、魂の旅〜

このブログでは大学生カップル2人が、スペインを約45日かけて800㎞を横断していく様子を書いたものです。なるべく細かく話していくので写真と記事を見ながら私たちの旅を見守って頂けませんか!?😊

vol.2 🚶‍♂️スタートライン。巡礼開始…

前回は、私が徒歩でスペイン🇪🇸を800㎞横断するスペイン巡礼に行くことになったきっかけとその準備まで話しました‼️

今日はいよいよ、巡礼初日です。ワクワクが止まりませんね!?皆さんも私と一緒に旅に出てる気分で読んでみてください^_^

さて、巡礼初日の5月22日がやってきました❗️

実はこの前2日間はBarcelonaを2人で観光したのですが、それはこの日記ではなく他の場所で語ろうと思います。

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(↑あのサグラダファミリアの内部です!少しだけ先に伝えさせて頂くと自分は外の壮大な姿よりも内部の繊細な造りに感動しました🥺)

 

5月22日朝にバルセロナを出て私たちの巡礼スタート地点であるパンプローナには、夕方ごろに着きました。観光したい気持ちを抑えながら先ずは宿の確保です!ここで少し説明させてもらうと、巡礼中私たち巡礼者は[アルベルゲ]という宿に泊まる事になります。アルベルゲというのは巡礼者の為に教会や個人、政府が用意した格安お宿の事です。

勿論巡礼者のみの宿泊になり、泊まる際には巡礼者の証である『クレデンシャル』という証明書とパスポートが必要になります。

このクレデンシャルは各巡礼道にあるペレグリーノ(巡礼者)オフィスやアルベルゲでも約3€程度で簡単に発行してくれます。

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その日の宿でこのクレデンシャルにスタンプを1つ押してもらうのですが、これがめっちゃ楽しいです❗️スタンプラリーのようになっていて宿によってデザインがそれぞれ違うので後で見返してみても面白いです🤣

このクレデンシャルは、最後の目的地サンティアゴデコンポステラで巡礼を行なったという証明になるので巡礼者にとって命とパスポートの次に大切な物になります💦まあ、最低ラインは目的地から約100㎞地点のサリアという町から歩けば証明書は貰えます。←時間がない人や休みが取れない人はここからのスタートが多いです。

さて、少し脱線しましたが。その後私たちは無事に本日のお宿を確保できました。

巡礼最初のお宿に選んだのは、Jesus y Maria という教会だった所を改修してアルベルゲにしてある所です。  こちらが巡礼証明書、クレデンシャルに押してもらったJesus y Mariaのスタンプ。(みにくいですが)

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ここに決めた理由は、元々教会ということもあり200〜300以上の巡礼者が泊まれるような巨大アルベルゲだったからです。これから先集団生活になる為早めに慣れておく意味でもここにしました!

設備はしっかりしていて、初日は何事もなく次の朝を迎えることができました❗️確かに大人数でしたが、ベッドも4つずつくらいに区切ってあってそこまで気になりませんでした。

この写真を撮ってくれたのはフアン&スージーカップルでした。どこから来たかも聞くの忘れたし、この後会うことはありませんでした、でも2人が私たちの記憶に深く残っているのはこの2人が私たちの巡礼での初めての知り合いで、すごく親切にしてくれた人だったからです。宿に着き何も分からない私達に先輩が後輩にしてやるように、巡礼者として最初にすべきことを色々と手伝ってくれました。

(フアンは足を怪我しており、最後まで行けるか分からないけどやってみたいんだ。)と微笑んでいました。この2人のように怪我のリハビリ、精神的な事情、ダイエット、好奇心、このスペイン巡礼に参加する人の目的は本当にそれぞれです。宗教を持っている必要も無いし、決められた距離を歩きサンティアゴまで行けば巡礼者として認められるのです。

 

そう言った意味でも、私はこの巡礼が大好きでした❗️文化や人種それぞれのバッググラウンドを超えたダイバーシティーの中で同じ目的地に向かって共に歩む。なんて素敵なんでしょうか

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パンプローナの写真では無いので後で書きますがここにいるメンバーのうち何人かは旅の最後まで一緒に過ごすような仲になりました。)

 

そんなことを考えながら翌日起きてみると、彼女の様子がおかしいんです⁉️トイレが近くなり違和感を感じるそうで、どうやら巡礼初日にして膀胱炎にかかってしまったようでした。

原因はハッキリとは分かっていませんが、恐らく長旅のストレスと途中で行ったトイレの衛生面かもしれないという結論に至りました。

この膀胱炎、実は巡礼者の多くがかかりやすい病気ですごく厄介な物だと後で知ることになりました…

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そんなハプニングもありながら、いよいよ出発‼️早速道にホタテ貝を見つけました‼️

このホタテ貝のマークと後ほど出てくる黄色い矢じるしが巡礼者のシンボルです。

巡礼者はこのホタテマークか黄色い矢じるしに従って歩いていけば迷うことなくサンティアゴデコンポステラまでたどり着けるのです。

しかし約800㎞の間、途絶えることなくこのマークを付けてくれる政府って…すごい💦笑

私たちはそんな感動を覚えながら、牛追い祭発祥の地パンプローナを出て行くのでした。

少し長くなりすぎてしまったので、今日はこの辺までにしておきます💦

 

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『おまけ画像』よっしゃーバルセロナだー‼️スペインだー‼️っていうテンションでホテルに着き。鍵が開けられずに深夜1時にホテルの前であくせくしてる所です。

 

次のTabinikkiblogでは朝少しパンプローナの街をぶらぶらしてみたのでその様子から実際に巡礼道に出て次の町に向かうまでを語らせてもらおうと思います!

読んでくださってありがとうございました😊

 

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